こんにちは!信州ぶらり編集部です。
信州ブレイブウォリアーズ 新加入 東海林 奨。
2022年、特別指定選手として青森ワッツでキャリアをスタートさせてからわずか数年で中心選手へと台頭。
鋭い3Pとメンタルの強さでファンを惹きつけてきたSFが、2025年6月末に信州へ活躍の場を移します。
ここではプロフィールから青森での成長、プレースタイル、そして信州で期待される役割まで、移籍の全貌を整理します。
基本プロフィールと来歴
- 名前:東海林 奨(とうかいりん・すすむ)/Susumu Tokairin
- 生年月日:2001年1月28日(24歳)
- 身長/体重:193cm/85kg
- 出身地:栃木県
- 出身校:昌平高校 → 白鴎大学
- ポジション:SF(スモールフォワード)
- プロキャリア:
- 2022-23 青森ワッツ(特別指定→プロ契約)
- 2023-24 青森ワッツ
- 2024-25 青森ワッツ
- 2025-26 信州ブレイブウォリアーズ(新加入)
青森で見せた確かな成長(成績推移)
シーズン | 出場 | 先発 | 平均得点 | 平均出場時間 | メモ |
---|---|---|---|---|---|
2022-23(B2) | 19 | – | 2.3 | 6:19 | 特別指定デビュー |
2023-24(B2) | 55 | – | 2.8 | 11:58 | ローテ入り |
2024-25(B2) | 59 | 36 | 6.0 | 24:05 | 3P成功率34.4%で飛躍 |
2024-25は文字通りのブレイクイヤー。出場時間が倍増し、得点効率と役割の重要度がともに上昇。「打てるウイング」としての価値を確立しました。
プレースタイル:武器と特徴
- サイズとインサイド貢献:193cmの長さを活かしたアタック&フィニッシュ。
- 外角の脅威:3P成功率34%台、キャッチ&シュートでリズムを作れる。
- 拡張性のある万能性:平均1.3アシスト/0.8スティール(24-25想定値)で、繋ぎと守備でも貢献。
- メンタルタフネス:流れが悪い時間帯でも気持ちを切らさない勝負強さ。
役割イメージ:
セットではハンドオフ起点 → ウイングでのスペーシング → コーナーでのキックアウト3P、トランジションでは先行してレーン走りで押し込む。
クラブと本人メッセージ
青森・北谷GM:
「サイズがありハンドリングも巧い。バスケットIQが高く、スタイルに即対応できる。彼の成長がチームの勝利に直結する。」
東海林 奨:
「青森での3シーズンで大きく成長できました。支えてくださった皆さんへの感謝を胸に、信州ブレイブウォリアーズ 新加入として全力で走り続けます。」
信州移籍へ:新たな挑戦
2025年6月、契約満了に伴い信州ブレイブウォリアーズへの移籍が発表。
青森のファンや関係者からは感謝とエールの声が相次ぎました。
信州はすでにBプレミアを見据えた強化を推進しており、ウイングの得点源と守備強度の両立は重要テーマ。東海林の加入はその解の一つとなり得ます。
長所と期待される役割/伸びしろ
期待される役割
- 外角の安定供給:スペーシングを担保し、ペイントアタックの余白を創出。
- マルチディフェンダー:2〜3番のスイッチ対応、POAでのプレッシャー。
- ローテの即戦力:負傷やファウルトラブル時にもクオリティを維持。
今後の伸びしろ(注目点)
- ミドル&ドライブの拡張:3P対策への次手としての得点多様化。
- チームディフェンス連携:スクリーンナビゲート/タグ/ローテ早期判断の精度UP。
- クラッチ経験値:プレーオフ局面での意思決定と打ち切る胆力。
3Pの再現性+守備の汎用性が信州での出場時間を押し上げる鍵。
役割がはっきりしており、ロスターとの“噛み合わせ”が良いタイプです。
総まとめ
信州ブレイブウォリアーズ 新加入 東海林 奨は、青森で育まれた“静かなる主役候補”。
着実な成長曲線、タフなメンタリティ、そして外角からゲームを広げる能力は、信州の勝ち筋に直結します。
Bプレミアを見据える舞台で真価を示せば、B1主力級のステータスへ一気に届く可能性も。
青から黄へ「青い炎」は信州の地でも燃え続ける。その挑戦を、ぜひアリーナで見届けてください。